自分ではない誰かの思い出に触れられる機会が
とても貴重な経験になっている。
それぞれの物語が
想像を掻き立ててくれる。
さも自分がその人の目をかりて
その世界を見ているかのような気持ちになる。
大事な包みを開けるかのようにしみじみと話されると
聞いているこちらも
「懐かしさ」という穏やかで安らかな感情に
身を任せてしまった。
知れることが嬉しい。
またひとつ、知らないことが知れて
思考に広がりができた気がするなぁ。
本も同じような立ち位置の時があるけれど、
自分ではない誰かの話は
経験していないことや
自分の人生では経験できなかったであろうこと、
自分が見えていなかった視点に
触れる機会を与えてくれる。
経験は宝なり。
違う国、違う世界、違った思考。
いろんな考え方に触れたいなぁ。