いつの間にかできていた蜘蛛の巣
知らぬ間に蜘蛛の巣ができていた。
目についてもいいようなものなのに
今まで一ミリも気づかなかったな。
ふと目をやると
キラキラとふわふわと風にたなびくものが。
なんで今まで気づかなかったんだろうなーなんて思いもしたけど
そこに「なんで」なんてないような気もする。
たまたま窓を全開にして
天気良いな~なんて思いながら
いつもの場所から
ちょっと首をかしげて
ふと目をやったらそこにあった。
いつかは気付いたかもしれないし
もしかしたら気づくことがなかったかもしれない。
いろんな条件が重なって初めて見えた。
偶然
たまたま目についた出来事だったけれど
ただ、なんだかそれが素敵な出会いに感じた。
素敵な偶然を重ねたい。
いろんなところに散りばめられた「素敵」に
これから先、いくつ出会えるだろうか。
ただの出来事が
のちのち素敵に感じられることが
何度あるだろうか。
そう思うと、
布団の中にくるまっているのがもったいなく感じてくる。
出会えるかもしれないし
出会えないかもしれないけれど
もやもやを着ていたとしても
ちょっとしたワクワクを装着して
ちょっと素敵な偶然と出会いたいなぁ。